お客様に選ばれるサービスにするためのヒアリング17項目

こんにちは、365デザインです。
「ちょうどいい価格で、ちょうどいいクオリティのホームページを」
そんな想いから、ホームページ制作と保守管理をセットにしたサブスク型サービスを販売しています。

ホームページ制作と保守管理をセットにした「ちょうどいい価格」と「ちょうどいい品質」のサブスク型サービス

この記事では、サービス設計の前に整理しておきたい「チェックリスト」をご紹介します。
これから同じようにWeb制作やITサポートで事業を始めたい方にも、きっと参考になるはずです!

1.事業の目的と目標

  • なぜこの事業を始めたいのか?
  • サービスを通じてどんな成果・価値を届けたいのか?

2.ターゲット市場

  • 誰をお客様にしたいのか?(例:小さなお店、個人事業主、地域の中小企業など)
  • その方たちが抱えている「ホームページまわりの悩み」は何か?

3.競合分析

  • 似たようなサービスを提供している会社はあるか?
  • そのサービスの価格、品質、サポート内容は?
  • 競合がカバーできていないニーズは何か?
  • 自分の強みがあるか?

4.サービス内容の明確化

  • 自分が提供するホームページの範囲(デザイン・更新・問い合わせフォームなど)は?
  • 保守管理はどこまで対応するのか?(例:月1回の更新、セキュリティチェックなど)
  • 他サービスとの差別化ポイントはどこか?

5.価格設定

  • 制作費と月額保守費をどうバランスよく設計するか?
  • ターゲット層が「払ってもいい」と思える価格帯はいくらか?
  • 長期契約のメリットをどう作るか?
  • 初期費用+月額のバランスは?

6.マーケティング戦略

  • どうやって知ってもらうか?(例:SNS発信、紹介、地域ネットワークなど)
  • 最初の顧客はどこで見つける?
  • 自分の強みをどう見せる?

7.収益モデル

  • 単発の制作収益+月額保守のストック収益で安定化を目指す?
  • 無料プラン/お試し期間などの導入は?
  • 将来的に安定する仕組みは?

8.資金計画

  • 初期費用はどれくらい?(例:機材、ソフト、名刺、チラシ)
  • 自己資金で回せるか、外部資金が必要か?
  • 準備資金はどれくらい必要?

9.リスク管理

  • どんなリスクがある?(例:集客できない、時間が足りない)
  • 「お客様が集まらない」「更新依頼が多すぎる」など、想定されるリスクは?
  • それに備える方法はあるか?(例:契約内容を明確にする、サポート範囲を限定する など)
  • どんな対策を考えておく?

10.スケジュールと実行計画

  • 事業を始めるタイミングはいつ?
  • スタートアップ期間の目標(例:3ヶ月で5件契約)など、いつまでに何をする?

11.人材と外注パートナー

  • すべて自分でやるのか?
  • 外注パートナー(ライター、カメラマン、SE)との連携も視野に?外部にお願いする部分は?

12.法的・規制面

  • 契約書はどうする?
  • プライバシーポリシーや利用規約の準備は?
  • 安心して任せてもらえる体制は?

13.制作フローの設計

  • ヒアリング〜公開までの流れをどうする?
  • お客様とどのように進めていくか?(例:ヒアリング→ワイヤー→制作→公開)
  • なるべくスムーズに回せるテンプレートは?
  • お客様が迷わないステップとは?

14.保守管理の運用体制

  • 月に何回チェック?
  • 緊急対応はどうする?
  • お客様との連絡手段・時間帯のルールは?
  • 更新の頻度・タイミングは?

15.サポート体制

  • どのように問い合わせ対応するか?(メール/LINE/チャット)
  • サポートの範囲と限界は事前に共有できているか?
  • 対応時間とルールをどうする?

16.顧客との関係づくり

  • 長期契約につなげるために、どんな工夫ができる?
  • お客様の信頼を得るために意識していることは?
  • 契約後の「満足度」を上げる取り組みとは?

17.成長戦略

  • このサービスをどう拡張していくか?(例:EC導入、予約システム、SNS代行など)
  • 将来的にチームを組むことも視野に入れる?
  • 自分のスキルをどう広げていく?

ヒアリングは“信頼されるサービス”の土台です

このチェックリストは、お客様の立場に立った思いやり設計のヒントであり、同時に信頼を築くための設計図でもあります。価格や機能だけでなく、「ちゃんと寄り添ってくれる」「自分に合ってる」と思ってもらえるサービスに育てていくために、自分へのヒアリングは、とても重要です。ぜひ、あなたの事業構想にも活用してみてください!